
「里山里海未来財団 設立記念助成プログラム」は、「未来の子供たちに”里山里海”をつむぐコミュニティ活動」というテーマを活動領域とする活動団体に対して、最大300,000円の助成を行う独自の助成プログラムです。
昨年末、当財団の設立に際して実施したクラウドファンディング( https://camp-fire.jp/projects/809628/view )において、目標金額を大きく上回る4,041,770円(支援者:227名)のご支援を頂きました。
本助成プログラムはその寄付金を活用しています。
助成対象事業
被災によるストレスを抱えて学びや日常生活に支障をきたしている子どもたちが増え、また、震災によって加速した人口減少・少子高齢化等によって子どもたちが気軽に遊べる場が日常から消えつつあります。本事業では、能登半島の自然や文化に触れつつ、子どもたちが気兼ねなく過ごせるような場を提供している公益的(地域課題の解決や地域社会の健全な発展に貢献する)な事業を対象としています。
採択団体について
多様な11団体からご申請をいただき、この度、以下の3団体の採択が確定いたしました。
採択団体の詳細につきましては、別紙のPDFをご確認ください。(順不同)
能登から始める自然と子どもを学ぶ研究会
認定NPO法人CFFジャパン
特定非営利活動法人Chance For All
里山里海未来財団 設立記念助成プログラム【採択団体一覧】.pdf
選考スケジュール
応募書類一式、HP公開されている情報、団体への追加ヒアリング(必要に応じて実施)を通じて、下記のスケジュールにて選考を実施いたしました。
エントリー期間:2025年4月5日〜2025年5月8日
選考期間:2025年5月8日〜5月25日
採択通知日:2025年5月26日
助成金の支給予定日:2025年6月2日
事業実施期間:2025年6月1日〜2026年2月28日
選考委員名簿 (50音順・敬称略)
谷一 勝信 氏:七尾市健康福祉部 部長
中嶋 信 氏:特定非営利法人野外遊び喜び総合研究所(あばれんぼキャンプ) 理事長
堀内 和彦 氏:株式会社見える化 代表取締役社長
里山里海未来財団よりコメント
想定より多くの11団体からご申請をいただき、審査は非常に難航いたしましたが、子どもたちがストレスなく自然に成長してゆける活動を計画的に行っていただけるであろう将来性のある団体を選ばせてもらいました。
選考においては、いかに能登半島の社会課題を正確に捉えているかどうか、その課題解決に繋がるプログラムとなっているかどうかを重視いたしました。そのため、採択された団体のうち地域外に拠点を置く団体であっても、能登半島に拠点またはキーとなるスタッフがいること、能登半島の団体と連携体制が取れていて、それらの育成にも繋がることを評価しています。
不採択となった団体の皆様の申請内容も素晴らしいものが多く、今後の活動につながる情報提供を引き続き行なってまいります。